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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
ファッションスタイリストのオザワミズホです。
もうあっという間に5月も終わり6月に入るということで、気温も徐々に高くなってきましたね。
もう完全に続々と夏服に移行されてる方々も多く、ネットを見ても夏服だらけが並んでます。
ということで、今年の夏も涼しくオシャレをしていただくために
夏服に適した素材を3つご紹介したいと思います。
1️⃣コットン
もう夏服というか「服の素材といったらこれ!」くらいの超ド定番の素材。
綿花から取れる白いモフモフしたやつがそうです。
⚫️メリット⚫️
・吸水性、通気性がいい
・丈夫
・肌触りが柔らかい
⚫️デメリット⚫️
・乾きにくい
・縮みやすい
・シワになりやすい
『Tシャツって何?着たことない!٩( ᐛ )و』
って方はおそらくいないであろうと想定してお話しますね。
コットンは世界の繊維生産量の30〜40%を占めると言われているくらいの素材なんです。
衣服以外でも色んなものに使われている素材なのでこの数字は納得ですね。
トップスのみならず、ボトムスにも多く使用されているので最も皆さんに馴染みのある素材かなーと思います。
最近ではコットンの中でも高級綿と呼ばれる
・スーピマ(アメリカ)
・ギザ(エジプト)
・新疆(しんきょう 中国)
を使った商品も手頃な価格で販売されていたりします。(ユニクロのスーピマコットンの使い方、もはや凄すぎて引きます。。)
2️⃣リネン
こちらは、夏にもってこいの素材ですね。
⚫️メリット⚫️
・吸湿性、撥水性が高い
・丈夫
・乾きやすい
⚫️デメリット⚫️
・シワになりやすい
・色落ちしやすい
カーテン等にも使われてますね。
実は意外と素材の中では高級素材として位置付けられてるもので、歴史も古く紀元前にまで遡ると言われています。(もはやいつだよっていう)
シワになりやすいという特徴をお伝えしましたが、衣服、特にシャツに関してはデザインとして「シワ加工」が元々されているので逆に洗濯後にアイロンを掛けるなんてしなくても大丈夫です。(逆にリネンシャツのシワを伸ばしたことがないので個人的には気になるところ、、)
見た目にも清涼感があるので、着ていても快適ですし、周りの方々にも暑苦しい印象を与えないので大人コーデにはピッタリです。
3️⃣ポリエステル
こちらの素材だけ人工的に作られた化学繊維ですが、これからの季節とても重宝できる特徴を持ってます。
⚫️メリット⚫️
・吸水速乾
・丈夫
・シワがつきにくい
⚫️デメリット⚫️
・色落ちしやすい
・汚れが吸着しやすい
最近の「機能性」の高い服には全般的にこのポリエステル等の化学繊維が混合されています。
コットン100%のTシャツに関しても、ポリエステルを混ぜることで「吸水速乾」という機能を付け加えることが可能ですし、毎回のアイロン掛けが面倒なYシャツにもポリエステルを混ぜることで「防シワ」という加工を施すことができるというわけです。
要はコットンやリネン等の天然繊維のデメリットを補うというわけです。
元々は天然繊維のものを、安価に提供すべく人工的に似せて作られたのが化学繊維なので、どうせならデメリットも補うように作ろうとなったんだと思います(優しい!)
汚れが吸着しやすい、色移りしやすい、というデメリットですが、洗濯時はネットに入れて他の衣類と別にするようにして、こまめに洗濯すればほとんど問題ないです。
「静電気が起きやすい」という特徴もあるんですが、夏はそもそも気候的に静電気が起きにくいので問題ないです。
なので夏場はそんなに大きなデメリットがないんですよね。
たまに『Tシャツは綿100%以外着ません!』という天然繊維信者みたいな方もいらっしゃいますが、汗で体にへばりつく感じを我慢するよりは、ベタつかず快適に過ごせた方が良いという方が多いと思うのでこれからの季節は是非注目です。
いかがでしたでしょうか?
このように服は「素材」一つとっても特徴が違うので、TPOを考えるという上でも四季や気候にあったものを選ぶ必要があるんです。
夏には夏に適した素材の服を選んで、自分自身ストレスなく快適に、そして何より周りの方々を不快にさせない、そんな服装を心がけるいただけたら幸いです。
🔴まとめ🔴
①コットンの特徴は涼しく肌触りも柔らかくて洗濯機でガシガシ洗っても大丈夫な一方、乾きにくく縮みやすいしシワも付きやすい。
夏服としてはTシャツに使われる素材。
②リネンの特徴は吸湿性、撥水性が高いので汗をかいてもベタつかず、丈夫なので洗濯機でガシガシ洗えてすぐ乾く一方、シワになりやすく色移りしやすいので選択の際は少し注意が必要。
夏服としてはシャツに使われる素材。
③ポリエステルの特徴は吸水速乾でベタつかず、丈夫でシワもつきにくい。「汚れが吸着しやすい」「色落ちしやすい」というデメリットもあるが洗濯時にネットに入れて他の衣類と別にしてこまめに洗えば問題ない。
コットン(天然繊維)に似せて人工的に作られたものがポリエステル(化学繊維)なので、天然繊維のような見た目や風合いを残しつつ天然繊維のデメリットを補う形で作られている(という意図があるはず!)
それでは次の投稿でお会いしましょー👍
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